フライでショアから青物 

フライでとにかく青物。ショアにこだわる。

今、ホットな高知沖ノ島に行って来ました。



 この時期、沖ノ島にはキビナゴが産卵の為、大量接岸しそれを追ってブリ(ブリ、メジロ)等が釣れ盛ります。あくまでショアからのフライにこだわる頑固者?の私は、毎年釣れているという情報が入るとワクワクし、嫁さんの機嫌も探りながら釣行の日を楽しみにしています


 今回の釣行はいつも利用している渡船屋さんが、釣れている島の西側とは反対の東側の磯割りになっていてどうかと思いましたが、釣期も終盤になってくると島のあちこちからあがっているという声が聞かれるようになるので、期待半分でいざ、沖ノ島へ。


 当日は低気圧が抜け切れず、海況もうねり高く、風も強しで、とてもフライにはつらい状況... 船頭さんも、フライ=風に弱いという固定観念からか、およそ青物が回って来そうに無いワンド状になった所の最奥の磯に...「ここ回遊ありますか?」の問いに、少し間を置いて、「ハマチなら」の返事。ここ沖ノ島ではブリサイズのものも全部ハマチと言う様で、まぁいいかと言われるがままに上陸。案の定、ベイトもおらず、朝一期待のボイルも無く、数投でやる気を無くし、ラーメン等を食べたり寝たりと、弁当船(9時)での磯替えを待つ事に。


 第2ラウンドは「一切風を考慮せず、潮通しの良い離れ磯お願いします。」と告げ、ソトガシラに移動。
  風波の中、とにかく下にいるであろう魚にアピールさせたいと思い、フラッシャブーを多めに仕込んだフライにしては大きめの約15cm程度のものをチョイスし、休まず投げ続ける事3時間、納竿まで残り30分となったところで魚らしきチェイスを確認...すかさず、同じく大型だがもう少しひらひら系の強いフライに替えて一投目、  リトリーブ、リトリーブ、チェイス、チェイス、トゥィッチ、トゥィッチ...するとガツンとヒット!
「マジか..」本当に叫んでました(笑)


 全長71cm 重さは10ポンド近くありました。
 
  一転、二日目は晴天で凪に..朝一同じソトガシラに降ろしてもらったところ、磯際で3回ほど4,5匹でのボイルがありましたが、いずれも短時間で、タイミングやフライが合わず、プライムタイム終了。その後、弁当船で最近ルアーの方達がいい釣りをしていると言う裸島のハナレに移動。こちらもベイト多く、潮目が徐々にフライでも届く距離にテンションが上がり、いろいろと試してみましたが、反応無く、納竿となりました。
釣行日は6月6日、7日。みなさん行くなら今のうちですよ。


追伸・・・最近狭い磯上でキャストの際にバランスを崩しかけたのをきっかけにヘルメットの必要性を感じ、着用するようになりました。
帽子を被ってその上からヘルメットを付けるようにすれば、違和感(見た目)もスッキリするのではないでしょうか...中3の息子には一言「だっさ」(ダサイ)と言われましたが...

裸島のハナレにて...この時のように潮が低い時には先端の潮目が当たっている付近まで行ってフライでもポイントを直に狙う事も可能。右奥に見えるのは、鵜来島。


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