フライでショアから青物 

フライでとにかく青物。ショアにこだわる。

但馬のヒラマサ、メジロ シラスパターンにフライは有効なのか?

 こんにちは。最近メジロゲットが続いているので完全に調子に乗り(笑)、表題の件を確かめるべく地元兵庫県の日本海ジオパーク内の三尾へ行って来ました。(6月20日)

 三尾へ行くのはルアー、フライを通じて初挑戦で、渡船屋さんHPによる事前情報では、1週間前に大規模な青物ボイルが見られたと言う事で、そのボイルに何とかシラスパターンに強いフライで挑戦してみたいとかねてより考えていたので「しめしめついに来たか」と....
 翌日に釣行すれば確立も高いだろうが、サラリーマンの身ではそうもいかず当日を迎える。利用したのは2011年より渡船業を始めたというM渡船。乗船名簿を記入しに事務所へ行くとそこにはHPで見た船頭さんが...えらい若いな...そしてジャッカルの小野さんばりのイケメン船頭なんである。HPによると、大学を出て高校の講師をしていたという。しゃべりやすく、感じがいいのである。
  その船頭さんにおろしてもらった磯は、ババタレというこれまた「 誰がババタレやねん!」と突っ込みたくなるような所。本来は向こう側の2つ目の磯を船頭さんは用意してくれていて(やっぱり若い船頭さんは話が良く通じる..電話でフライをやるんでコンナ感じの所と、雰囲気を伝えておいたのですがうってつけの磯を...フライでの挑戦は初だったらしい)フライで豪快な釣りをするのにはちょっとかっこいい場所だったのですが、天候悪くおりられず、この磯に...

   ババタレも悪くは無いのですが、自分のスグ右側が壁になっていて、キャスティングに慣れた人じゃないとちょっとやりにくい。まず朝一はおきまりのトップで..

  これいい感じじゃないですか? 明石のフライショップのMさんにおしえてもらったポッパー。タイイングは一切しない。(笑) 製作、工作です...青物狙いの時はいつも10本ぐらい持って行ってます。バックの岩でつぶれる事も多いので...
  このポッパーのすごい所は、まず投げやすさで、空気の抵抗が少ないのでとてもよく飛びます。私はいつも30メートル以上のキャスティングです。それでポッピング良し、ダイビングがまたすごくて、泡をまといやすくてバランスによっては、ロングダイブで、泡をまといながらイレギュラーな動きもしてくれます。そしてフッキング...ルアーと違い柔らかいので1本でも支障ないかと...そして、ブリ族良く釣れます。
 で釣りの方ですが、ボイルは一切無し...魚っ気一切無し...

(帰ってから確かめたところ、午前中は潮も走らず釣果も目立って無かったよう)
こういう時に、このポッパーが助けてくれる...その投げ応えがすごい!  操作(ダイブ)が面白い! ルアーやれば?と言われればそれまでですが、フライでやれる事がすごい!

 3時間ぐらいポッパーを投げ続けましたが、反応無し。次に用意していた小さいサイズのキャンディ...ボイルに投げたかったな...

 昼から東へいい流れになって来ましたが、反応無しですね。
 表題の件は次回に持ち越しという事で...  今後ターゲットをヒラマサにも広げようと思います。
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今、ホットな高知沖ノ島に行って来ました。



 この時期、沖ノ島にはキビナゴが産卵の為、大量接岸しそれを追ってブリ(ブリ、メジロ)等が釣れ盛ります。あくまでショアからのフライにこだわる頑固者?の私は、毎年釣れているという情報が入るとワクワクし、嫁さんの機嫌も探りながら釣行の日を楽しみにしています


 今回の釣行はいつも利用している渡船屋さんが、釣れている島の西側とは反対の東側の磯割りになっていてどうかと思いましたが、釣期も終盤になってくると島のあちこちからあがっているという声が聞かれるようになるので、期待半分でいざ、沖ノ島へ。


 当日は低気圧が抜け切れず、海況もうねり高く、風も強しで、とてもフライにはつらい状況... 船頭さんも、フライ=風に弱いという固定観念からか、およそ青物が回って来そうに無いワンド状になった所の最奥の磯に...「ここ回遊ありますか?」の問いに、少し間を置いて、「ハマチなら」の返事。ここ沖ノ島ではブリサイズのものも全部ハマチと言う様で、まぁいいかと言われるがままに上陸。案の定、ベイトもおらず、朝一期待のボイルも無く、数投でやる気を無くし、ラーメン等を食べたり寝たりと、弁当船(9時)での磯替えを待つ事に。


 第2ラウンドは「一切風を考慮せず、潮通しの良い離れ磯お願いします。」と告げ、ソトガシラに移動。
  風波の中、とにかく下にいるであろう魚にアピールさせたいと思い、フラッシャブーを多めに仕込んだフライにしては大きめの約15cm程度のものをチョイスし、休まず投げ続ける事3時間、納竿まで残り30分となったところで魚らしきチェイスを確認...すかさず、同じく大型だがもう少しひらひら系の強いフライに替えて一投目、  リトリーブ、リトリーブ、チェイス、チェイス、トゥィッチ、トゥィッチ...するとガツンとヒット!
「マジか..」本当に叫んでました(笑)


 全長71cm 重さは10ポンド近くありました。
 
  一転、二日目は晴天で凪に..朝一同じソトガシラに降ろしてもらったところ、磯際で3回ほど4,5匹でのボイルがありましたが、いずれも短時間で、タイミングやフライが合わず、プライムタイム終了。その後、弁当船で最近ルアーの方達がいい釣りをしていると言う裸島のハナレに移動。こちらもベイト多く、潮目が徐々にフライでも届く距離にテンションが上がり、いろいろと試してみましたが、反応無く、納竿となりました。
釣行日は6月6日、7日。みなさん行くなら今のうちですよ。


追伸・・・最近狭い磯上でキャストの際にバランスを崩しかけたのをきっかけにヘルメットの必要性を感じ、着用するようになりました。
帽子を被ってその上からヘルメットを付けるようにすれば、違和感(見た目)もスッキリするのではないでしょうか...中3の息子には一言「だっさ」(ダサイ)と言われましたが...

裸島のハナレにて...この時のように潮が低い時には先端の潮目が当たっている付近まで行ってフライでもポイントを直に狙う事も可能。右奥に見えるのは、鵜来島。


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